印可状 一札

なおなお此の上御鍛練しかるべく候
それがし幼少より兵法兵術に志あるに依って諸流の奥源を極め、
日夜工夫鍛練致すに依って尊天の感応を蒙り新陰流を号す
天下に出して伝授せしめんため上洛致すところ不慮に参会申し、
種々御懇切御執心その計らい謝しがたく候間、一流一通りの位、
心持ち一つも残さず相伝申し候
この旨偽るにおいては摩利支尊天・八幡大菩薩・天満大神・春日
大明神・愛宕山この御罰を罷り蒙るべきものなり
この以降、御執心の方々御座候わば、堅く請段をもって、
九箇まで御指南もっともに候
その上の儀は真実の人によるべく候
上方数百人の弟子治め候かくの如きの儀は一国一人に候
依って印可の状くだんの如し

上泉伊勢守
  藤原秀綱 花押
柳生新左衛門慰殿 
                 参

 永禄八年卯月吉日

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